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一般人がスベらない方法はリスクヘッジですよやっぱり。

コラム未満

今日は、笑わせたいのに笑ってもらえない、という方がもしかしたらちょいちょいいるんじゃないかな?という仮説のもと、わりとガチでそのお悩みに答えてみようと思います。

 


Lord Enma / 閻魔大王(えんまだいおう) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

 

笑わせようとして滑ってしまう人に最適の滑り止めは?

 

先日、当ブログのハード(コア)ユーザー、鈴木さん(suzukidesu23)より、こんなコメントを頂きました。

suzukidesu23水輪先生に質問です。「面白い顔や身体」←これには合格していると思うのですが(/_;) いつも笑わせようとすると滑っています。どんな滑り止めを買えば良いでしょうか?

それにしても、カワイイプロフィールアイコンですね。誰ですかね、こんなカワイイ画像を描いた人は。 

 

水輪 画伯よりお手紙ついた! - 鈴木です。水輪 画伯よりお手紙ついた! - 鈴木です。

 

(だって、鈴木さん以外褒めてくれないんだもん…orz)

 

さて、前置きは以上で、本題に入りましょう。

 

僕のオススメ滑り止めは、これだ!!!

 

お約束ね。お約束。では本題。

 

どうすれば滑らなくなるのか?

これ、時々相談されるんですよね、リアルでも。会話で笑いが取りたい、とか聞かれます。

 

まず、結論から申し上げますと、100%滑らないなんて事は不可能です。

この事を充分に理解していないために「滑るのを気にするあまり発言できなくなる」という方が相当数いらっしゃいます。実際に何人か会ったことがあります。

気持ちは凄く分かるんですけどね。現実に舞台上から静まり返った100人の人間と、その空間を体感した身から言わせていただけば、凄く怖いです。トータル・リコール社が存在するなら、即駆け込んで火星を救う救世主になるプランを申し込みたくなります。

 

比較対象を間違えない

基本的に、世間の皆様の「笑い」に関する情報というのは、恐らくテレビが基準になっておられる事と思います。しかし、わかってもらいたいのは、テレビはテレビということです。

 

確かに、テレビに出てくるような人は、センスがあって技術的にも感性的にも面白い人が多いです。けれど、まず世間が一つ勘違いをしているのは、それは編集や演出がなされているという点です。

要するに、面白くなりやすい仕掛けをした上、放送時間より長い時間収録し、面白い部分だけをかいつまんで、それでようやくお茶の間に届けられているわけです。当然、すべる確率は低くなりますね。当たり前です。

そこまでして作ってるのに「つまらない番組」ばっかりじゃないか、というご指摘もあろうかと思いますが、とどのつまり編集する人のさじ加減でテレビの場合は内容が決まってしまうので、多くの場合は編集者、つまりディレクターに腕が無いためにそんな事になります。

いつだったか、どの放送作家さんだか忘れてしまいましたが、ディレクターがネタ番組の編集しているのを見ていて、「どうしてこの時に、ギャグを言ってる方でなく相方の方の顔を出さないんだ?あの顔込みで面白いネタなのに!」って憤慨してるインタビューを見たことがあるのですが、まさにそういう事なんです。編集する人が笑いをわかってないために、そのお笑い芸人さんの面白さは削がれてしまったわけです。

 

それ以外では「生放送でも面白い人いるじゃないか!」という反論があると思います。が、そこにはやはり演出があります。思い返して頂きたい。「生放送を1人の芸人だけで行った番組」が過去にどれだけありますでしょうか?どちらかといえば、「生放送=必要以上に多い芸人」というイメージの方が強くありませんか?それには、理由あります。リスクヘッジを行っているのです。

三人寄れば文殊の知恵、と言いますが、その道で努力してきた人達を沢山集めれば、それなりに面白いコメントや反応なんかが生まれる可能性は格段に高くなります。また、もし誰かがスベったとしても、それを面白く切り返す事のできる人間が存在する可能性も高まります。

 

上記からおわかり頂けるかと思いますが、一般社会の生活の中にはそのような編集やリスクヘッジは存在しません。ですので、一般の人が100%滑らないというのは至難の業なわけです。

 

ところが、近年猫も杓子もテレビ基準になってしまったため、「スベるのコワイ社会」が醸成されてしまった、という状況です。

これが第一おかしいと思うのは、世界陸上の100m走見て「自分も100m10秒代切らなきゃ!」とかほとんどの人は思わないですよね?なのにどうして「テレビみたいにスベらないようにしなきゃ!」ってなるのか。

まあ、凄さが伝わりにくいせいもあるんでしょうけどね。ムキムキボディーなわけでもない、普通のおにーちゃんおねーちゃんがテレビに出てるように見えますから。

でも実際はやはりその道で(それぞれに実力差はあれど)それなりに鍛えられてきてる人達ですし、なにより編集や演出の力を借りておりますので、世間の人が簡単に真似なんか出来やしないのです。

 

その事にまず気づかないといけません。

 

一般人はスベって当たり前。

 

まずコレを頭に叩き込んで頂きたい。

 

まあ、一般人に限らないんですけどね、ホントは。よく「面白いお笑い芸人は、普段ネクラ」なんて事を言われますが、現実にその傾向は強いです。事実、お笑い芸人同士の飲み会は、大体愚痴とかお笑い論とか将来のこととか、マジメだったり暗かったりという話をボソボソとやってるパターンがほとんどです。

そうでない一般の方と飲んでて、「案外マジメだね」なんて言われる芸人さんも多いです。なぜなら現状のお笑い界では、演出や編集のない場所で笑いを作るのはそんなに求められていないからです。面白いネタを作ることが優先されている。また、そういった飲み会のような場所での笑いの作り方はネタを作るのとは違う技術が求められますので。(もちろん、そっちの方がネタ作りより得意な人もいます。)

 

では、スベって当然という前提の元でいかにスベる可能性を減らすか?という話をしましょう。

 

一般人がスベらない方法

先ほど、リスクヘッジと書きましたが、普通の生活の中でも出来る笑いのリスクヘッジはあります。幾つか列挙しましょう。

 

1.相手と仲良くなる

最も効果的なのは、「相手と仲良くなる」コレに尽きます。

え?仲良くなるために笑いを使うんじゃないのか、って?ええ、ええ。それが勘違いというものですよ。極論を言えば、こっちに銃口向けてる相手がジョーク言ってきて、笑えますか?って話です。あと、嫌いな芸人がテレビで何言っても面白く無いですよね?

あるいは、気のおけない仲間同士で話してる時、他人から見れば大したことない事で笑ったり盛り上がったりしますよね。

 

まあ、そういう事です。まずは焦らず仲良くなりましょう。なにもベタベタする事はありません。敵意も悪意も無いことをお互いに確認する必要があるって事です。もし仲良くなる為の工程表があるとすれば、初期の部分の話です。「笑い」が使えるようになるのは中期ぐらいからだと思います。

 

ちなみに、太っている人は社交的って有名な精神分析の人が言いましたけど、これって、「太ってる→丸みがある→可愛げがある→そうでない人より好感が持てる→仲良くなりやすい→互いにジョークで笑いやすい→笑顔になる→より好感がもててさらに仲良くなる→社交的と思われる→自分でもそう思う」っていう様なステップを踏んでるんじゃないかな、なんて僕は思ってます。

 

また、人は対象に優越感を持つと警戒心が薄らぐということもあります。落語の与太郎で笑う、なんてのはこういった側面があると思います。

 

冒頭の鈴木さんの件で言えば、この点では相当なアドバンテージという事です。

 

2.笑いのリサーチをする

よし、相手の警戒感が薄らいだから、ここで自慢の一発ギャグを!…ってのは完全に間違いなのは、だれでもわかると思います。(時々わかっていない人もみかけますけどね。) 

 

スベらないように、という事であれば 相手と会話する中で、どんな笑いなら受け入れてもらえるか?を探りましょう。

つまりリサーチです。沢山ゴスロリファッション売ろうと思ってるのに、巣鴨に出店したってしょうがないわけです。原宿じゃ家賃が高くて手が出ない、と思ったら需要が有りそうな地域を探すのが普通ですよね?それと一緒です。

 

ここで問題にぶつかると思います。相手が社交的で、ジョークを挟んできてくれる人なら、こちらもわりとどんなジョークが良いのかわかりやすいですが、時には相手からどんな笑いが良いのか汲み取れない場合もあると思います。気難しそうだったり、マジメな話しかしなかったり。

 

そういう場合は、余計なことしないのが正解ではあります。ホントはね。相手が笑いを求めているかいないかわからないなら、余計なことしないで別な方法で良好なコミュニケーションを図ればいいんです。ヘタに動くとスベる所か、距離を置かれる可能性すらありますからね。無理はしない。

 

でも、強いて笑いを狙いたいというのであれば、少しずつ探りを入れる手があります。無難な線で行くと、自分の失敗談、とかでしょうか。

話の流れの中で、思いついた失敗談(勘違い系が望ましい)や自分なりにオモシロイと思ってる出来事があったら話してみる。「こんな失敗しちゃいましたよ、えへへー。」って感じで。できるだけ笑えるやつで。失敗談と言うと「トラックにはねられて生死の境をさまよった話」とかしだす人が居るので、まじ気をつけて下さい。それは笑えないから。

 

これで、相手が「ふーん。」ってなるなら多分その時点ではもう深追いしないほうが良いでしょうね。酒でも進んで饒舌になるのを待つか。もう笑いという選択肢は排除。

逆に、それで食いついて来てくれるような方なら、その線でひと通り攻めていって、そこから「もしも」話に持って行くと、ギャグとして笑ってもらいやすいと思います。例えば、「あんまり過ごしやすいからココに住んじゃおうかなぁ!」とか。

 

あと、探りを入れる方法としては、いわゆるオヤジギャグでしょうか。これはスベるリスク高いですけど、スベっても距離を置かれるリスクは低いです。(しつこくなければ)

 

要は、そんな風に情報を集めながらふさわしい笑いを探しましょう、って事です。

 

3.スベった後のフォロー

案外、こっちに視点を持っていない人も多いのですが、フォローのほうがむしろ大事です。

スベるってのは先程も書いたように、ほぼ避けようのない事です。野球だって、3割打てば表彰もんですよ。笑いもそんなもんだと思います。トップ選手でも3割行けたら大したもんなんです。所が、テレビ基準だともっと割合が高く感じるかもしれません。前述の編集の件はもちろんなんですが、それ以外にも笑いの人たちは手を打ってます。それがフォローです。

ツッコミ、なんてのもこのフォローの一種ですね。その場の空気感によっては、スルーという手が笑いにつながることもあります。こういったフォロー(あるいは切り返し)が得意な人がバラエティの司会をやっている、というのもフォローの大事さを物語っていると思います。

だって、スベるのは事故で避けようがありませんから。その後の対応が大事になってくるんです。原発事故だって起きた後にすぐ適切な対応をしなかった(できなかった)せいで、無用な苦しみを産んだわけです。

逆を言えば、適切なフォローさえあれば、スベっても大丈夫なんです。

(※この点は、原発とは違います。原発はフォローができてるから事故っていいわけじゃないです。ええ。)

 

フォローにも幾つかあります。例えば、気心の知れた二人組で、初対面の人達と話す場合なんかには、もう漫才形式でいいわけです。どちらかが適当にボケて、あとはもう一人が上手にフォローできれば、そのうちその場に笑いは生まれます。

夫婦なんかだったら、旦那さんがボケて、奥さんが「ウチじゃないんだからバカなこと言わないで」って迷惑そうに言えば、まあうまく回るんじゃないでしょうか。

「もう、ホントこの人バカで。」とか続けて、「まあまあ、気さくな旦那さんじゃないですか」みたいな話になったらしめたものでしょうね。あと1、2発はボケて大丈夫だと思います。

 

問題は1人の場合、もしくはフォローできる人間が居ない場合ですね。

この時には、セルフフォローを考える良いと思います。ネタで言うとダンディ坂野さんとか、セルフフォローの範疇ですね。パターンとしては「ジョーク→ゲッツ」です。ジョークがスベればスベるほど全力のゲッツ!が活きてくるという仕組みなんです、あれは。だからゲッツを使えってことではありません。(例外的に、使ってもいい時はありますけどね。)

 

では、セルフフォロー。これは色んな手があります。

代表的なので言うと、「オヤジギャグを言った後、そのオヤジギャグについて説明を始める。」とかですかね。フォローというか、ギャグにギャグを重ねてるパターンですね。

他には、スベった後、その場の空気に対して何かを言う、とか。例えば、何かやってシーンとなった後「続きまして~」と続けようとしたり。(これは、スベったのに続けるのかよ!みたいなツッコミ待ちですね。)または「あれ?おかしいなぁ。今の(ギャグ)スリランカではウケたんですよ。」とか「ちなみにこのギャグを嫁に見せたら、離婚届けを渡されました。」とか。

 

まあ、こういうのはホントケース・バイ・ケースで、1対1、1対他、他対他、他対1、なんかでもどういうフォローが適切か違ってくるんでしょうけれど、なかなか体系化なんて面倒なんで、やめておきます。どっかにそういう分析を詳しくしてる人もいるかもしれません。

 

スベった空気に対して何を言うか?なんてことは、予め自分の中にパターンを用意しておくと便利です。 このストックは多いほうが色々な状況に対応できますね。日々のやりとりや思考実験なんかでもストックは増やせると思います。

 

4.笑いを狙わない

 何言ってんだ?って思われるかもしれませんが、これが案外大事だったりします。

「笑わすぞ、笑わすぞ」って意気込んでると、かえって笑ってもらいにくくなる事が多いです。

「思いついた時に思いついた事を言う。思った瞬間がもっともそれを言うのに最適なタイミングだ。」という格言をくださった人が居ました。

実は、演技の最も基本で最も難しい事だったりもします。なにせ、台本があるのにも関わらず、あたかも思いついて、思いついた瞬間に言ってるように見せなければならないんですから。

まあ今ココでは、台本のないコミュニケーションの世界の話をしているので、その演技云々は関係ない分、ある意味では簡単かもしれません。話している中で思いついた時に思いついた事を言う。それがたまたまギャグだったら、最高。って事です。

前述の1とか2とかやってると、自然と浮かんでくるんじゃないですかね。知らないけど。浮かんでこないなら、笑いなんて狙わなくていいってことでもあります。

 

まとめ

とにかく、人間誰しもスベって当然です。

スベるのが悪いみたいな風潮になってしまっているのは嘆かわしいですが、嘆いてばかりいても仕方がないですし、開き直って行きましょう。プロなら3割以上目指すべきでしょうけれど、一般人なら1割ウケたら御の字じゃないですか。

 

その1割の為に、リスクヘッジをどうするか?という記事でした。

 

 

んで、コレ言っちゃなんですけど、鈴木さんも多分そんなにスベって無いだろうし、スベってても別に問題は無いんじゃないかとは思ってます。だってコミュニケーションが目的でしょうから。むしろスベった方が、相手の警戒心を解く場合もありますしね。

 

最後に、ものすごい当然のことなんですけど、仲良くなるのもリサーチするのも、3みたいにフォローするのも、全部相手あっての事ですからね。相手の話を聞く、理解する、気持ちを考える察する、そんなような当たり前のコミュニケーションができて初めて、笑わすことができる、わけです。文章で書くとちょっと大げさですけどね。

 

もしこの記事が、皆さんの良きコミュニケーションの一助となれば幸いです。

 

異論反論はご自由に。建設的なコメントは参考にさせていただきます。てかむしろ、絶対にスベらない方法が「何もしない」以外にあるなら是非とも教えて欲しい所ですね。いやはや。

 

 

 
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