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一発ギャグブルドンから考える、一発ギャグの必要条件。

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とんねるずのみなさんのおかげでした』で『一発ギャグブルドン』なる企画が行われていました。

 

テニスの試合に見立てて、芸人さんが対戦形式で一発ギャグを出し合う、というモノ。優勝は「流れ星」の「ちゅうえい」さん。なかなか売れかけては売れなかった流れ星。よかったねぇ。

 さて、一発ギャグって好き嫌いあると思うんです。勢いだけだったり、意味がわからなかったり。例えば落語の枕のように、スジがあってオチがある、という形でないことのほうが多いですし。

 

しかし、たとえスジが通ってなくても、何故かおかしくて笑ってしまったりするのが一発ギャグの醍醐味とも言えますね。

 

もちろん、スジのある一発ギャグもありますし、今回のギャグブルドンみたいな企画の中では、番組中の流れがスジの代わりを務めていたりもします。

 

今日はせっかくなんで、自分なりの一発ギャグを生み出したい人のために(そんな人いるのか?)僕が分析した、ウケる一発ギャグの必要条件をあげていきたいと思います。

 

 

ウケる一発ギャグの必要条件

 

心構え

よく、ギャグをやる前に心が折れている人を見かけることがあります。これ、一番よくないパターンですね。一発ギャグをやる場合には、ウケるウケないは完全に心の中から捨て去って、全力で振り切る必要があります。

 

案外、対して面白くないギャグでも、勢いがあればなんとかなる場合があります。

 

男性の場合、声は必要以上に高いほうが良いです。(裏声はNG)バカっぽく聞こえやすくなります。

女性の場合はどうかというと、一発ギャグをやる女性芸人にあまり出会わなかったので、正直よくわかりません。女性の場合、無理に声を高くするとキーキーになってかえって不快さや痛々しさを感じさせてしまう可能性があるんじゃないかとは推論してます。

男女ともに、バカっぽく聞こえる声の高さ、を意識するのが良いと思います。

 

リズム

一発ギャグのキモはリズムだと言っても過言じゃありません。古今東西のギャグマン達のギャグをたくさん見て、「笑えるリズム」を覚えましょう。

基本的には、小気味良いリズムを意識すると良いと思います。すぐに浮かばなかったら、CMなどで流れるキャッチフレーズや歌などを参考にすると良いと思います。そういったフレーズをもじったギャグもよく見かけますし、沢山の人が知っているだけにどういうギャグかわかりやすいので伝わりやすくなります。

 

例外的に、幾つかテンポの良いギャグを続けた後、あえてゆっくりとしたリズムのギャグを使う場合があります。これはちょっと高等なテクニックです。

よくサッカーとかで、普通に動いてるスピードと、仕掛けるときのスピードを変化させてディフェンスを翻弄するというテクニックがありますが、まあ、似たようなものです。

 

動き

基本的には、小気味良いリズムと連動する、シャープな動きが必要となります。中には変な動きだけで笑いを取る人も居ます。実際、芸人さんの動きのある一発ギャグを真似してみるとわかると思いますが、結構体に負担の掛かる動きをしていたりします。

 

これも例外的に、ゆっくりとした動きを取る場合がありますが、それはリズムの項と同じ理由です。

 

オーソドックスなのは、目を見開くパターン。特にギャグのキメ部分で目を見開いて相手を見たりすると、破壊力が上乗せされることがあります。

顔がギャグに関係していない場合には、基本目を見開いておくと良いと思います。

 

もしギャグに顔が関係する場合には、思いっきりデフォルメした顔をしたら良いと思います。

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以上が一発ギャグの必要条件です。これらの条件を満たしながら作り、練習するのが、一発ギャグ成功への近道だと思います。

 

もちろん、実際に一発ギャグをやる場合や作る場合にも、色々と気をつけるべき点はありますが、まあそれは需要があったら書きます。(絶対ない)

ひとつ言っておくと、宴会とかで一発ギャグをやるのも、やらせるのも、絶対に避けたほうがいいと思います。こういう所だと、その一発ギャグが面白いかどうかという点とは無関係な要素でウケるかどうか決まってしまいますので。

 

ちなみに僕は、一発ギャグは出来ません。面白い一発ギャグが出来る人は、神の祝福を受けた人だと思ってます。

 

もし、一発ギャグをやらなくてはならない状況に陥った人のお役に立てたら幸いです。(多分、そんなやつは居ない。)

 

☆あの素晴らしい愛をもう一度
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