警察官がスピード違反で捕まった、みたいな感じで諺って生まれたんだろうね。
お巡りさんがスピード違反で捕まったそうです。
スピード違反:145キロで緊急走行…パトカーに赤切符 - 毎日新聞
「当て逃げされた!」って通報してきた人の所へ駆けつける為に(と、捕まった警察官は言ってる)、京都府警のお巡りさんが時速145キロで現場に急行。兵庫県警にスピード違反で逮捕された、って話。
逮捕に至った理由曰く、「緊急だったら現場近くの警官に行かせればいい。」
超正論。コレほどの正論は久しぶりに見たぜ!
所で、この事件。アレだよね?ほら、みんなご存知の。そう、
ミイラ取りがミイラになる
これですよ。法律違反の人を逮捕する仕事の人が、法律違反して捕まるっていうアイロニーを見事に表現してますよ。
多分、今回みたいな事件が起きた時に、諺(ことわざ)って生まれたんだろうなぁ。
一応、知らない人のためにお知らせしておくと、大昔には『ミイラ取り』なる仕事があったらしいのですよ。
16〜17世紀のヨーロッパにおいて、ミイラは一般的な薬として広く使用されていた[10]。そのため、ミイラを取ることを生業とする者が増えた。
ミイラ - Wikipedia より引用
だから、完全に今回の事件はミラミラ(現代っぽく略した)だね。
なんかアイドルグループの愛称みたいだね。「どーもー!みんなー!こんにちはー!ミラミラだよ―!」って言うノリなんだけど、ミイラの口にスピーカー仕込んでそこから音出してるだけ、っていう不毛なビジョンが見えたぜ。
ステージの興奮がマックスになった時、モッシュ&ダイブならぬ『クラッシュ&スプリンクル』という、ミイラを粉にしてファンにぶっかける行為が行われるぜ。ちょっと悪ふざけがすぎる。
現代版『ミイラ取りがミイラになる』
さて、ミイラ取りなんて仕事、今はなくなってしまったわけだから、現代の仕事で置き換えてみよう。
マグロ漁師がマグロになる
あんまり過酷すぎて精力減退した時に使われる。
当たり屋が当て逃げされる
当たり屋を職業と言っていいのかは不明。
毒婦がホストにハマる
これは普通に起こりうる。
ピンクレディーが指名手配される
う~WANTED!
(若い人にはきっとわからない)
若者が東京に染まる
夢を見失ってしまうのさ…。
朝一で出社して会社の窓を開ける人の社会の窓が開いてる
うっかりさん。
※番外編
メガザルロックがメガザルで生き返る
ドラクエで時々起こる現象。
あとがき
多分、『ミイラ取り』の職業病って、「つい初対面の人がミイラだったら」って考えちゃうとかだろうね。あとは、ドライフルーツが食べられなくなる。
自分がミイラになるリスク負ってる上に、ドライフルーツ食べられないなんて、難儀な職業だなぁ。
ドライフルーツが生まれつき苦手な人は、ミイラ取りに向いてるかもよ!
『ゴリラドールレトリバー』って犬を紹介されたんだけど、どうみても全身ブリーチしたゴリラ。
— 水輪ラテール (@minawa_la_terre) June 28, 2014