『ハーゲンダッツ』と『ハーケンクロイツ』って響きが似てるよね。と思ったら、物凄くちょっとだけ関係してた。
今週のお題「アイス」
アイスと言ったらもちろん、キングオブアイス『ハーゲンダッツ』ですよ、みなさん。
何の気なしに冷凍庫を開けたら、誰が買ったかハーゲンダッツ!
ひゃっほ~い!
RPGで適当にレベル上げしてたらレアアイテム出現!
みたいな高揚感に浸りつつ、
一回溶けてから再冷凍したなコレ
っていうシャリシャリ感にガッカリしつつ、
いま俺はキングオブアイスを食している!
というステータス感は満喫しつつ、
『ハーゲンダッツ』という幻想を「それでもやっぱうめぇなぁ」なんて口の中でハムハムしているとき、ふと気づいた。
あれ?『ハーゲンダッツ』ってなんか、『ハーケンクロイツ』に似てね?
ハーゲンダッツとハーケンクロイツ
ハーケンクロイツって何よ?
って人がいないともかぎらないので、物凄くザックリご説明差し上げると、『ナチスドイツを示すシンボル』です。
元々、卍(まんじ)は幸運の印だったみたいなんですけど、ナチスさんがコレを使ってアレコレしたために、すっかり悪逆非道のシンボルみたいになってるわけですよ。
日本だとお寺の地図記号があって、それにちょっと似てる。
コレお寺の記号かな?なんて、知らずにドイツ行ってこの図柄のTシャツ着て街を練り歩こうもんなら、ビールジョッキやソーセージでぶん殴られるという手厚い歓迎を受けることうけあい。
同時に、スキンヘッドのゴツイ人たちからやけに親しくされるという特典付き。
(ドイツに対しての偏見かもしれないけど、なぜかそういうイメージ。違ったらごめんなさい、ドイツの皆さん。)
てかまあ、似てるっつっても語感だけだけどね、あはははー。
とか思いつつ、ちょっと調べてみた。
すぐにこんな文献が。
創業者のマッタス自身によると、デンマークは第二次世界大戦でユダヤ人を救済した唯一の国家であることから、デンマーク風の名前をつけることにした http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA
なんだ、無関係じゃねぇじゃん!
すっげぇ薄い関係だけど。
そもそもハーゲンダッツってどういう意味?
なんか、アイスクリームはデンマーク産、っていうイメージがあったみたい。
京都と言ったら湯葉、みたいな。
健康といえば青汁、みたいな。
ダイゾウじいさんといったら雁(ガン)、みたいな。
そんなわけで、ハーゲンダッツのHPによると、
ハーゲンダッツという言葉は造語であり、それ本来の意味はありません。
創始者ルーベン・マタスによって、名づけられました。
高品質なミルクをイメージさせる北欧の都市"コペンハーゲン"とそれに響きのあう"ダッツ"という言葉(意味はありません)を組み合わせました。 http://www.haagen-dazs.co.jp/contact_qa/faq/products.html
え?
"ダッツ"という言葉(意味はありません)
なんだこれ(笑)
ようするに、ノリで『ダッツ』って付けたってことなのね。
せっかくなんで身の回りで、明らかにその部分ノリでしょ?って名前を探してみたんだけど、案外見つからないや。
もし見つかったらご一報願いたし。
ダッツの可能性を信じてみる
色々なものにダッツを付けてみよう。
カーテンダッツ
バーテンダッツ
フーテンダッツの寅
1・2・3・ダーッツ!
カーネルサンダッツ
車掌「お客さん、終点ダッツよ。」
結局ダッツとは一体なんなのか?
ううーむ。
どうやら、ダッツの迷宮にハマりこんだようだ…。
しかし、また一つ、私のライフワークが見つかったようです。
ダッツの意味を見つける。
コレを見つけた時、きっとダッツの神から「君、よくやったダッツ」と言われる事でしょう。上から目線で。その時は、思いっきりぶん殴ってやるダッツ。ダッツダッツうるせぇよ、と。
どうやらダッツには、人をザワザワさせる何かがあるのは間違いないようだ。
ないようダッツ。
ダッツの真の意味、見つかったら報告しますね~。
「わははは!俺様は海賊だー!」って言いながら、酔っ払った山菜採り名人が現れて、10分後には「山菜にロマンなんてないんだよー。」って言いながらおいおい泣き出した。ふと気付くと10分前には持っていなかったはずの山菜がその手に。こんな都会の一体どこに!?これが、名人というものか…。
— 水輪ラテール (@minawa_la_terre) July 8, 2014